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土浦ぶらりひとり旅


土浦ぶらりひとり旅


2006年10月1日(日) タイムリミットは、たったの5時間!!


★ なぜか土浦

きょうはめずらしく朝6時半に起床。
親に頼まれて茨城県土浦市まで車を運転していくことになっている。
親戚の結婚式に出席するのだという。
終わるまでそこいらで時間を潰してろというありがたいお話である。

こんなときふつうならどこへ行くだろう。
一目散にパチンコ屋へ駆け込むという人もいるだろうし、喫茶店で読書に耽るという人もいるだろう。
できることなら筑波山あたりまで足を延ばしたいところだが、ちょっと時間が足りない。

仕方ないので土浦市内を車でうろうろしつつ、若干のドライブも試みてみることにした。
使える時間は午前10時半ごろから午後3時半ごろまで。

★ 秋物を仕入れに

とりあえず私が最初に向かったのは、東京靴流通センターユニクロだ。
結婚式場のすぐ近くにあってこの2店舗は向かい合っている。
真っ先に立ち寄る場所としては条件の揃ったロケーションだったわけだ。

9月は連休が少なかったので、あまり買い物に出かけることができなかった。
そろそろ靴や秋物の洋服も買いたいと思っていたのだ。
ユニクロで見つけたズボンを買おうかと思ったが、ここまで来て裾上げを頼むのは危険だと察知してそれはやめた。
「翌日以降のお引渡しになります」とか言われたら、めまいに襲われてしまいそうだ。
結局どちらでも買い物はせず店を出た。

★ 大盛と玉子

次に向かったのは吉野家である。
きょうから5日間牛丼祭と題して朝11時からアメリカ産牛肉を使用した吉野家の牛丼が食べられるのだ。
昨年の2月11日(金)に1日だけ復活したときに食べ損なっていたので、本当に久しぶりの「吉牛」だ。
心配していた行列だが、そこそこ並んではいたが、弁当を買う人も多いようで見た目よりも回転は速くて10分ほどで席に着くことができた。

頼んだのは大盛と玉子である。
かつて吉野家のカウンターに腰を下ろしたときはいつもそうだったように、自分にとってはこれが吉野家での作法みたいなものだ。
これにたっぷりの紅生姜と七味をかけて食べる。

2004年2月11日に販売停止された吉野家の牛丼の味。
自分が最後に食べたのは、それよりも1、2ヵ月前だったはずだ。
本当に久しぶりの味が舌を包む。
その懐かしさに……涙まではこみ上げなかったが、万感の思いが去来したことは確かだった。
でもやっぱりあちらの牛は怖いので、この先も平気で食べ続けられるかというと難しいところだ。

★ 背表紙を読む

次に向かったのは、ブックオフである。
ここまで来て古本屋かよと思われそうだが、古本や中古CDとのかけがえのない邂逅を演出するにはまめに店に足を運ぶことが大事なのである。
一度も訪れたことのない店、二度と訪れることのないだろう店。
そんなところでこそ思いがけない逸品に出会えるかもしれないのだ。
きょうのところはとくに食指が動くことはなかったが、めげてはいけない。
5回、いや10回に1回くらいは掘り出し物にめぐり会えるかもしれないのだ。

★ 必須アイテム

ここでひとつ断っておくが、私はきょうのために最新の地図を入手している。
昭文社のクイックマップルというシリーズの茨城県版だ。
1,500円という値頃感で県内の主要部が1/30,000という縮尺でカバーされていて道路地図として十分機能すること。
さらにスパイラルリングで製本されていて地図を開きっぱなしにできるうえ、土浦市街地は1/10,000詳細図でデータ量も豊富なことが購入の決め手となった。
そしてユニクロや吉野家やブックオフも偶然見つけたわけではなく、事前にウェブサイトで所在地を確認していたことをあわせて付記しておきたい。

ここでいったん物欲の世界を抜け出し、しばし旅行気分を味わうことにした。
ブックオフが市街地からはやや離れた場所にあったのでちょうど良かったこともある。

★ 日本第2位の面積をほこる湖です

ここまで来て霞ヶ浦を見ないわけにはいかない。
湖の北岸を走る道幅の狭いいかにも旧道といった風情ののどかな道を行く。
地図を見るとバス路線になっているようだが、途中でバスを追い越したりすれ違うことはない。
出会えれば幸運と言わんばかりに走る本数は少ないのだろう。

地図によればすでにかすみがうら市に入っているようだが、走っている分にはそんな変化は微塵も感じられない。
霞ヶ浦は右手に見えているが思ったほど道路からは近くない。
あいだには蓮畑が広がり道路と湖は付かず離れずの状態が続く。

なかなか湖に近づける道が現われなかったが、ふいに湖岸の土手に車が止まっているのが見えた。
「崎浜荘入り口」という看板の出ているところから土手へ入れそうだ。
行き過ぎてしまってからUターンして入ると、いったん坂を下ってからまたすぐに上る。
突き当たった土手の上には舗装されたさほど広くない道が左右に分かれて延びていた。

どこまでこの土手が続いているのか分からない。
それでもしばらく左方向へ車を走らせた。
一方通行ではないのでまれに対向車がやってくる。
ぎりぎりですれ違える道幅である。
そしてもちろんガードレールなどなければ側溝もない。
コンクリートのすぐ脇は短い雑草の生えた土手の斜面である。





右手にはずっと濁った色の湖面が続いているが、ふいに小さな小さな港が現れた。
港といっても港湾設備のひとつもない。
ただ湖に向かって桟橋が張り出していて、その先に防波堤があるから港に見えるだけである。
見えるのは釣り人がひとりだけ。
穏やかな風景である。

途中でUターンできる場所を見つけたので、こんどは逆方向に走る。
湖側にときどき停まっている車は決まって釣り客のものだ。
釣りに興味のない私にとっては何が釣れるのかと思いをめぐらせるのが関の山で、ほとんどは風景のなかに溶け込んでしまって目立つこともない。





★ 農村公園

地図を見ると、湖岸がやや突き出して岬のようになっているあたりに農村公園と書いてある。
崎浜荘のすぐ近くだからさっき通った場所のはずだが、そんなものは目に入らなかった。
行ってみるとたしかに公園のようなものがあった。
はるかから吹いてきた潮風にやられたわけでもないだろうに、錆びたジャングルジムが痛々しい。
ブランコと滑り台もあるから確かに公園の体裁は整っているが、もちろん遊びに興じる子どもの姿はない。
というより何年も人が足を踏み入れた形跡すらない。
周囲に民家は多くないが本当に忘れられてしまっているのかもしれない。





土浦市のことは事前にウィキペディアで調べてあった。
霞ヶ浦の畔にあってレンコンの産地である。
花火大会が有名らしい。
そうそう。
この町出身の有名人という欄には飯島真理や栗山千明の名前があった。
霞ヶ浦の凪いだ湖面を見ながら、栗山千明でもこの農村公園のことはさすがに知らないだろうと勝手な想像をめぐらせていた。

★ 風車のある風景

車を中心市街地に戻すと、土浦駅の東側に走らせた。
土浦港に面した遊覧船の乗り場の近くまで行ったが、船に乗るのはやめにした。
残り時間を考えると、記憶では1時間に1本の遊覧船に乗って40分ほど霞ヶ浦を眺めるのは得策ではないと判断したからだ。

その代わりといっては何だが、もう少し南へ行くと霞ヶ浦総合公園というのがあるようなので行ってみることにした。
運良くあいていた無料駐車場に車を滑り込ませる。
何があるというのでもない。
目に付くのは大きな洋風の風車だ。
その周りを囲むように緑と水辺の散策路が整備されている。
水車へも続く木道は尾瀬を彷彿とさせるつくりなんだろうなと思った。







風車の写真を撮っていると、空を飛行船が横切った。
さっきから市内上空をのんびりとした速度で遊覧していたが、船体には「FOMA」と描いてあるので決して遊びではないようだ。





★ セブン&アイ・ホールディングス

ふたたび中心部に戻り、イトーヨーカ堂に入る。
どう見ても市内一の大型商業施設だろう。
土浦駅のすぐ西側に位置し、ペデストリアンデッキで繋がっている。
地下1階から4階までが売り場で、5、6階は生涯学習センターになっていて、建物には「ウララ」という名前がつけられている。

専門店とイトーヨーカ堂で構成され、休日ともあって店内は活況を呈していた。
どの売り場も家族連れなどで賑わっていてほかに遊ぶところはないのかと思ったほどだ。
つい先ほどから雨が降り出していたから、仕方のないところではあるが。

1階の外側にある宝くじ売り場で、買いそびれていた「オータムジャンボ」を10枚購入。
駐車場へ戻ろうとエスカレーターで5階に上がると、受験生がびっしり詰まっていてちょっとびっくりした。
部屋の中ではなく、広間全体が学習室のようになっていて椅子とテーブルが並んでいるのだ。

もういい時間になってきた。
電話があったらいつでも式場に戻れるように近くのセブンイレブンに入る。
さっき寄った吉野家とは目と鼻の先だ。
と思ったら、さっそく電話がかかってきた。
式が終わったからいつでも帰ってこいという。
小腹が空いていたので、急いで黒糖饅頭とエビアンを買ってその場でもぐもぐ食べてしまう。
そして本格的に降りだしてきた雨のなか式場への道を戻ることにした。

★ 滞在時間<往復の移動時間

車でめぐる「土浦ぶらりひとり旅」はこれでおしまい。
ここでは一切触れなかったが、現地まで行き2時間半、帰り3時間の道のりを運転している。
ともすると自分でもそんな大事なことを忘れてしまいそうになることがある。
長かった運転時間よりもじつは霞ヶ浦の穏やかな湖面のほうが印象に残っているが、疲れだけはしっかりとからだにこびりついて離れなかった日曜日のこと。
(06/10/09)
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