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靴がない

きのうは早く終わる仕事だったため、日付の変わって間もない深夜2時過ぎに帰宅。
一眠りした後、午後から買い物に出た。

近所の本屋で旅行用に「コンパス時刻表」(交通新聞社)を買う。
昨年も一昨年も買っている、電車の旅には欠かせないお供だ。
だからこれを買うことによって、自然と気持ちも高まってくるというものだ。

それとふだんなら立ち読みすらしないのだが、諸般の事情によりAERA(朝日新聞社)も一緒に購入。
理由は表紙にあり。

しかしまあ、このあとがつらかった。
5年ほど愛用していた革靴がだいぶ疲れてきていたので、靴を買おうと思っていた。
先日雨が降った時に中に染みてくるのを感じたので、さすがにそろそろ潮時かなと感じた。
履き心地が良い上に、27.5cmでかなり幅広の自分の足にちょうど良くて愛着があったのだが、寄せる年には敵わなかった。

しかし、いざ靴を買うとなるとその労力は半端ではない。
まずデザインでいいなと思った靴があっても27.5cmはなかなかない。
メーカーによっては大きめに作られていて27cmで対応できることもあるがごく稀だ。

そこで大きめサイズのコーナーへ追いやられる。
そこには27.5cmや28.0cmなど自分には夢のような世界が広がる。
しかしただ大きいだけではダメなのだ。
幅広なだけでなく、ひとより足の甲が厚いのか、履き口の狭い靴は履くことすらできない。
試しに履くことすら許されないのだから、非情だ。

何とか自分の足が収まる靴に巡り会えても、ここからふつうのひとが試し履きするのと同じ感覚で、それが自分の足に合っているかという吟味の段階に入る。
つま先の残り具合はどうか?
5本指がある程度自由に動くか?
土踏まずに負担がかかっていないか?
踝が擦れていないか?
ソールは薄すぎないか?
長時間歩いた時、靴は足をやさしく守る存在でいてくれるか?

もちろん誰しもが容易に理想的な靴と出会えているわけではないだろう。
しかしきょう私が、ほぼ半日かけて5店舗(うち1店は靴専門の大型店)をまわり、結局購入に踏み切れる靴が1足もなかったと言えば多少はその苦労を感じてもらえるだろうか。
身に付けるものなのにデザインにこだわることもできず、常に妥協と憔悴を携えて選ばなければならない、いや選ぶことすらできない買い物の何とも苦しいものか。
いつか自分の木型を取ってオーダーメイドの靴を作る。
贅沢だけれども切実な夢でもある。

中学に入った時、学校に履いてきていい靴が指定されていた。
しかし数種類しかない指定運動靴の中に合う靴があるわけもなく、仕方なく多少無理して履いていたことを憶えている。
結果的には、いまでもこの時の名残で私の足はやや外反母趾気味であったりする。

画一的な枠に嵌め込むことで、社会性や協調性を養おうとする意味は分からなくはない。
しかし管理する側からは見えないところで、成長期のこどもに無理を強いてしまっているいい例である。
よくぞぐれなかったものだ。

ずいぶん話が飛んでしまったが、つまりはネットで靴を買えるひとがたまらなく羨ましいということである。
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