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西日本、転々記 2日目 -松江-

▼ 出雲

午前0時ごろだっただろうか?
うたた寝していた状態から、いつのまにか眠りに落ちていた。
途中何度か目を覚ましたが、午前9時半に目が覚めた。
ちょっと寝すぎたようだ。

定刻通りに出雲市駅に到着。
まずまずの天気だ。


ブルートレインのイメージを払拭した「サンライズ出雲」

この日の宿泊先は、ここから東に30kmほど戻った松江である。
「サンライズ出雲」にとっては、終着出雲市のふたつ手前の停車駅だ。
出雲市まで来たことにとくに意味はなかった。
せっかくの寝台列車の旅だから、少しでも長いあいだ乗っていたかっただけだ。
来たばかりではあるが、いまさっき通ったばかりの松江へ戻る。
ただ戻るだけでは面白くないので、JRではなく一畑電車で松江へ向かう。

一畑電気鉄道株式会社が運営する一畑電車は、宍道湖北岸を走る総延長42.2kmのローカル線だ。

路線は大社線と北松江線からなる。

大社線:出雲大社前~川跡
北松江線:電鉄出雲市~川跡~松江しんじ湖温泉

大社線~北松江線直通の電車は1日に数えるほどしかない。

電鉄出雲市駅は、JRの出雲市駅とは目と鼻の先。
松江しんじ湖温泉駅とJR松江駅とは2kmほど離れている。

電鉄出雲市駅は新しくきれいな建物だが、昔ながらの有人改札。
自動改札でもなく、無人でもなく、駅員にパンチを入れてもらった駅は、今回の旅ではここだけだった。

2両編成の古い車両は、黄と青の鮮やかなカラーリングだ。




旅といったらローカル線である

園駅~長江駅間は、本当に宍道湖北岸すぐのところを走るが、最初のうちは宍道湖は見えない。
数メートルの高さの土手が立ちはだかるからだ。
しかし逆にこの土手が、その向こうにあるはずの水辺を強く感じさせるのだった。
土手の上は道路になっていて、逆光の先にはランニングする中学生くらいの影が延々と続いていた。

▼ 松江

松江しんじ湖温泉を降りると、すぐ目の前は宍道湖だ。
想像以上に広くて大きい。
そして隣り合った中海は宍道湖よりも広く、ともに淡水と海水が混じりあった汽水湖である。


穏やかな宍道湖

とりあえず松江駅へ向かって湖岸を歩く。
すぐに目に付くのが水鳥だ。
真っ白で大きなからだつきをしているのはハクチョウだろうか?
群れをなして湖面をすいすいと滑っていくのはカモだろう。
からだ全体が青っぽく、あたまの一部が紺色なのはアオサギというらしい。


飛んでいる姿はとても優雅

大橋川にかかる宍道湖大橋を渡るとたもとには白潟公園が広がる。
宍道湖のもっとも東岸に位置するので、夕方になったらまたここにこようと思った。




下の信号はたぶん工事用の仮設

松江駅までやってきたが、平日の昼間だというのに、なんともまったりとしてひとが少ない。
島根県の県庁所在地ってここでいいんだよなと、ちょっと不安になる。

昼になって気温も上がってきた。
お腹も減ったので、駅のすぐ横にある一畑百貨店へ入る。
定石通り飲食店は最上階のようだ。
といっても「銀座ライオン」と奥出雲手打ちそば処「一福」の2店のみ。
あとは下層階に喫茶店があるだけだ。
でもまあ出雲そばは食べようと思っていたので、迷わず「一福」へ。

昼時だから仕方ないとはいえ、これが結構混んでいる。
しかもほとんど女性客だ。
ただし平均年齢はおそらく50歳を超えているだろう。
明らかに自分が最年少である。
しかし店前で待つ。
ここであきらめたら、次にいつ食事の機会が訪れるか分からない。
旅先では食べられるときに食べる。
これは鉄則だ。

しばらく待つと、窓際の景色のいい席に案内された。
思ったよりも店内は狭い。
ひとり客というのも自分だけのようだ。
しかし負けない。
そば定食(冷)とビールを注文。
やや色の濃い出雲そばは、少し太めだが喉越しもよく美味。
それ以上にうまいのが、ヱビスビールの生だ。
お代わりしたいのをなんとか堪えて店を後にする。

駅前ではなんだか真っ赤なパラソルを広げて真っ赤な紙袋を配給している。
何とかBBとやたらうるさい。
旅行気分が台無しである。

日の入り(17:26)まではまだずいぶん時間はある。
まつえウォーカー(100円バス)に乗って、松江城を目指した。
天守閣は有料なので入らずに、城山公園内を散策。






お堀に囲まれた松江城






松江はたしかに「水の都」である

帰りは徒歩で駅に戻る。
コインロッカーから荷物を出して、ホテルにチェックインする。
一休みしてから、白潟公園へ向かった。
大橋川沿いに歩くうちに、正面の空が赤みがかってきた。
自然と早足になる。
川の流れはとても穏やかで、よく見ないとどっちに流れているのか分からなくなりそうだ。

▼ 宍道湖

河岸がひときわ広くなったところに宍道湖大橋がかかる。
橋の下をくぐると、その先は宍道湖だ。


急がないと日が沈む!!

白潟公園は、凪いだ湖面ギリギリまで近寄ることができた。
一度沈み出した夕日は瞬く間に高度を下げていく。
ほとんど波立たない宍道湖の遥か西方で、みるみる山の端に吸い込まれるように消えていった。
海や川や湖といった水辺の風景は、見ているだけで癒されるものだ。




ぼうっと夕日を眺めるにはいい場所である――白潟公園

旅の途中という意味で、私にとってきょうは特別な日かもしれない。
それなのに、宍道湖の夕日が当たり前のようにきれいなのはどうしてか。
そんなことを考えながらホテルへ戻った。

ホテル下の「善ちゃんラーメン」は、常設の屋台といった趣き。
チャーシューラーメンと餃子を注文して、木のベンチに座って待つ。
可もなく不可もなく。
ちょっと割高に感じられる。
屋台でラーメン食べるのは初めてだったかもしれない。



それにしても地方都市のビジネスホテルだけあって、料金設定はリーズナブル。
しかし満足度はかなり高い部屋だ。
清潔で広く、明かりも十分にとれる。
ソファにテーブル、作業机に椅子と、一通り揃っている。
セミダブルのベッドは寝心地も抜群だ。
唯一の欠点は、部屋に冷蔵庫がないこと。
ほかには文句のつけようがないだけに、非情に残念。

宍道湖に浮かんでいたクラゲを思い出しながら床に就いた。


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