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はじめまして北海道-函館旅行記- -04-

午前9時半起床。
午前11時頃出発。

駅の観光案内所で市電の一日乗車券を購入。
一回200円から250円の市電が、600円で乗り放題になる。
昨日も買っておけばよかったのだが、昨日は3回乗車だからまあよしとしよう。

一緒に観光マップと乗車券の案内表を貰う。
地図オタクなので地図は大事にしまいこむ。
案内表は捨てようかとも思ったが、一瞥して、この一日乗車券でロープウェイの料金が若干安くなることが判明。
まあよし……。

ちょっと遅いが朝食を摂りに朝市へ。
蟹買え、ウニ買えと呼込みが絶えない。

市場周辺をうろうろしていると、観光用の駐車場に面した歩道に鳩の死骸が……。
それを1メートルほど離れて見ている鼠が一匹。
すぐ脇の金網の上には烏が一羽。

さらに市場をひと回りして、様子をうかがいにもう一度戻ると、鼠はいなくなっていたが、鳩の死骸は烏に啄ばまれていた。
食物連鎖、なんて言葉を思い出してみる。

市場内の小路へ入り込むと、あったあった。
食堂がいくつも所狭しと並んでいる。
しかも客を呼込もうとする気配すら感じない。
値段的にはどこも大差なさそうだった。

一軒見繕って入る。
かに三色丼は、カニ、イクラ、ウニの丼で、味噌汁、たくあん付き1,900円だ。
安くはないが、この辺りの相場なのだろう。
まずまずうまい。
ボリュームもある。
なんとなく北海道に来た気にさせられる。

市電で谷地頭へ。
Yの字で函館山を挟むように走る市電の、函館どっく前とは反対側の終点だ。

ここから徒歩で立待岬へ。

途中には石川啄木一族の墓がある。
彼が宮崎郁雨に充てた手紙の中で、
「死ぬときはおれは函館に行って死にたい」
とあったため、後にこの場所に建てられたものだ。
が実はこれは本心ではなかったらしいのだが、それはまあよしとしよう。


石川啄木一族の墓の傍で

立待岬は天気もよく、なかなかの絶景。
陸からせり出した崖の緑が、紺碧の海によく映える。


津軽海峡からの風が強い

帰りは市電には乗らず、海沿いを散歩。

猫が気持ちよさそうにまどろんでいる。
と思ったら擦り寄ってきた。
人懐こい猫だ。
パチリ。


にゃ。

結局そのまま十字街まで歩いてしまった。

そこから市電に乗り再び函館どっく前へ。
昨日は行かなかった外国人墓地への坂を登る。


外国人墓地より海を望む

帰りに、坂の途中に階段を見つけ、降りてみる。
中間地点には神社の祠が。

そのまま下へ降りると、入船の漁港だった。
謎のガードレールを発見。
落下物が下へ落ちるのを防止するためのものと認識。


???

元町の坂沿いを散策。
旧函館区公会堂も入館料がかかるらしい。
まあ古い建築物を維持するのにも金がかかるのだろう。

小腹が空いたので、赤レンガ倉庫のほうへと下りていく。
あたりをつけていたハンバーガーショップへ行く。
函館では有名らしいラッキーピエロというチェーンだ。
どこかの59円バーガーとは比べようもない。
ボリュームあり、バンズもしっかりとした弾力がある。

また坂を上りロープウェイ乗り場へ向かう。
ふと気づいたことがある。
函館では歩道橋をひとつも見ていない。
たまたまなのか、少ないのか、実際存在しないのかはわからない。
歩行者に不便を強いる歩道橋が欲しいとも思わないが、それ以前に横断歩道自体が少ないようにも感じる。
幹線道路以外はさして交通量も多くないので、横断歩道や信号機に甘んじるよりは、自らの判断で渡るほうが安全な気もする。
しかしあまり広くない普通の十字路に、信号もなければ横断歩道もないことに、違和感を感じるのも事実だ。
けれどもこれが当たり前なのかな?
むしろ規制・統制のために無数に設置された標識や標示、信号に違和感を感じないほうが不自然なのかもしれない。


段をなす函館山裾野の急坂

市電の一日乗車券で少し安くなったロープウェイの往復チケットを握りしめ、再び函館山の展望台へ。

きょうも修学旅行生や外国人旅行者の団体で盛況だ。

なんとかきのうと同じ場所を確保して時を待つ。
よく晴れている。


向かって左が函館港

街の明かりが目立ちはじめる。
街灯。
ビル明かり。
そして家々の明かり。
ネオンの明かりはほとんどない。
摩天楼の輝きもない。
函館の夜景は、派手さのない、素朴な明かりの集積だ。


右奥には函館空港がある

一定規模の都市と、そこに隣接する山。
超人工的でありながら、自然の力を借りてできあがる夜景には、原始の人類には存在しなかった新しい感情が宿るのだろうか?

一旦ホテルに戻り、すぐに食事に出る。

函館駅周辺で済ますつもりだったが、決まらない。

しかたなく新川町から市電で五稜郭公園前へ出る。


路面電車の走る町

五稜郭方面へ歩いていくと、けっこう栄えている。

なんでもありそうで、なかなか決まらない。
それはそうだ。
なんでもいいと思いつつも、心の中では実は、塩ラーメンを欲していた。

こうなるとただ闇雲に歩き回ってもきりがない。

コンビニに入り、当地のガイドブックのページを繰る。

あるではないか。
お誂え向きの店が……。
しかも宿泊しているホテルから、歩いて5分ではないか。

たしかに繁華街からは離れた、足を向けにくい場所ではあるが……。

「龍園」の周りは暗い。
本通りから少し外れただけなのに、車の通りも極端に少ない。
道幅だけが広くさみしさがつのる。
きっと明治から昭和にかけて、度重なる大火を経験した函館の随所に見られる、延焼防止のためのグリーンベルトのひとつであろう。

お腹を減らして彷徨いつづけ、辿りついたのが、人里離れた辺鄙な街道沿いの寂寞とした一軒のラーメン屋……。

大袈裟に言えばこんなとこだろうか。

塩ラーメンとビールを注文。
塩ラーメンが680円で、ビール(大瓶)が800円。
この価格設定は間違っているのではと思いつつ、手酌でグラスに注ぐ。

最初の一杯。
ゴクッゴクッゴクッ。
プッハー。
ん?
なんかうまいぞ?

ラベルを見ると、サッポロクラシックとある。
麦芽100%、北海道限定生ビールか……。

ラーメンにはたっぷりの野菜がのり、煮汁がよく出ているようだ。
あっさりしたスープなのだが、コクがあってうまい。

心身ともに充分に満ち足りた気分でホテルへ歩いて帰る。

函館にいた二日間、思っていたほど寒さはきつくなかった。
薄着ができるほどではないが、歩き回っても汗が吹き出るというのでもない、いい気候だったと思う。
それでも函館山の展望台に長時間いると、冬の到来を感じないわけではなかった。

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