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愛すべき「ひよっこ」たち

終わってしまった、「ひよっこ」が。
最初から最後まで一貫して感じたのは、悪人らしい悪人が出てこなくてもこんなに面白い物語ができるんだなと言うことだった。
唯一とも言える悪人は、みね子の父からお金を引ったくっていった犯人だろう。

本編の中で主要な登場人物が亡くなるシーンすら記憶にない。
それでいて、平板で起伏がなく退屈だと感じたことはなかった。
毎日楽しみに見ていたし、じっさい泣き笑いに溢れた朝ドラだった。

奥茨城、向島電機、すずふり亭と舞台を移しながら、次から次へと出てくる愛すべきキャラクターたちには、なんなら年齢性別を越えてすべての登場人物に感情移入できる。
これはすごいことだ。

   ◇

朝ドラと言えば名物なのが、話が煮詰まってくると東京や大阪といった大都市と地方都市を登場人物たちが行ったり来たりワープし出すこと。
スケジュールや予算の都合もあるのだろうが、ロケに出る時間が限られてスタジオ撮影が中心となることが原因だと推察はできる。
そういう不自然さがほとんどなく本作が最後まで盛りだくさんで濃密だったのは、物語内での実時間の進みが4年しか経っていないという点に尽きる。

ところどころに置き忘れていった伏線というよりは約束事みたいなものがいくつもあって、本当に見ているこちらが忘れた頃になってそれらを回収していく。
奥茨城の家族みんなですずふり亭に食べに行くなんていうのもすっかり忘れていたが、最後の最後できれいに回収していった。
そしてそれだけでなく、もっとも大きな忘れ物を、見ている私にもみね子父にもそこで思い出させるかという素晴らしすぎる流れだった。
もう何というか、鳥肌ものだった。

長丁場の朝ドラでは、最終回前までに盛り上げ終わって、最後は帳尻あわせで終わることが多いと感じていたが、ここまで美しく収まりよく最高の余韻を残して終わった朝ドラもそうそうないだろう。

   ◇
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