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朱雀門

奈良がその昔平城京だった頃、天皇の住居や官庁のあった場所を平城宮といったそうだ。
その南側に設置された正門が朱雀門(すざくもん)である。

朱雀門から南へ延びる朱雀大路の先に都の入り口として作られていたのが羅城門で、いまの大和郡山市でその跡が発見されている。

人々が集い、衛士に守られ、時には天皇が門まで出向き祝い事を執り行なうこともあったという朱雀門は、現代の平城宮跡に復元されている。

周囲一帯の平城宮跡は、「古都奈良の文化財」のひとつとして世界遺産にも登録されている。
せんとくんで有名な「平城遷都1300年祭」に併せて大極殿の復元工事も進んでいる。
この朱雀門から大極殿のあいだがまさに平城宮跡で、いま現在はなにもないだだっ広い野原である。

その野原を南北に分断するように走るのが近鉄奈良線の線路で、朱雀門と近鉄電車が重なり合う風景は異質だがとても特徴的だ。

[参考] 奈良文化財研究所


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     ◆

ことしの1月から放送されたドラマ『鹿男あをによし』でも、この場所はたびたび登場した。
ドラマの面白さにどっぷりと浸かっていたのと、京都へ行くついでがあったので、先月の初めに奈良を訪れた。

ほんの数時間という滞在時間だったため、朱雀門と奈良公園にしか行くことはできなかった。
JR奈良駅から朱雀門の近くへ向かうバスを探し出す。
バスを降り、工事中の狭い道路を抜けて行く。
空が開けたなと思ったら、砂地の広場の先に朱雀門が現われた。
厳然と、しかし風雅な佇まいはうっとりとさえさせられる。

朱雀門から北へ100メートルほど離れたところを、近鉄奈良線が東西に走る。
線路を越え、まっすぐ北へ延びる歩道を進む。
道を挟んで東側も西側も土地が台地状に整えられ、ここが遺跡であることは一目瞭然だ。
でも車の通れる舗装された道路もあれば、踏切や線路もある。

朱雀門を背にして歩き続ける。
日は暮れ始め、電車の通り過ぎる音が徐々に頻繁になる。
通勤路線なのだろう。

この場所に鹿はいないが、ドラマの印象的な最終回が脳裏に浮かぶ。
広い空と、野原。
現代に復元された朱雀門と遺跡。
線路とコンクリートの道路。
聞こえてくる音は、電車の車輪と警笛の音だけだった。
それが、よりいっそう不可思議な風情を醸し出していた。

朱雀門01

朱雀門02

朱雀門03

朱雀門04

朱雀門05

朱雀門06

朱雀門07

朱雀門08
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