秋田・大館フリーきっぷ
2008年09月21日(日) [ 日記 ]
個人的にほぼ恒例となった、秋の夜行寝台の旅。
いままでに行ったことのない場所へ行くことをコンセプトとしている。
行き先を考える時、いつも手始めに地図帳を開く。
とりあえず世界地図を見渡すが、遠くない未来に飛行機よりも安全な乗り物が発明される日を夢見てあきらめる。
日本国内のページに戻る。
地続きでない沖縄もいつの日か叶える夢として、当面は様子見。
地図は日本列島を徐々に北上していく。
南九州や四国の南部など、通り過ぎたことすらない県はいくつかあるが、日本全体を大まかに見た時、私に残された未開の地は、じつは東北なのである。
北海道へは2度行った。
西を目指すことも多々あった。
でも何となく足を向けなかったのが、東北なのである。
かろうじて福島へは喜多方ラーメンを食べに行ったことがある。
あとは時間調整で盛岡駅近くを少し散歩したことがあるのと、青森駅構内で乗り換えの電車を待っていたことがあるくらいだ。
だからことしは初めから東北を第1候補として、場合によっては大分か鹿児島もありかなと考えていたのだ。
仕事が一段落した先週辺りから、時刻表とインターネットで情報を集め始めた。
手探りでこれらを吟味し、頭の中でいろんな考えをめぐらせながら少しずつ形作られていったのが、五能線を中心とした青森・秋田の旅だ。
決め手となったのは、「秋田・大館フリーきっぷ」の存在だった。
この手のフリーきっぷや周遊きっぷは使い勝手が悪い印象を持っていたが、条件さえ合えばかなりお得だ。
このきっぷは、フリーエリアまでの往復に秋田新幹線の普通車指定席もしくは夜行寝台特急「あけぼの」のB寝台(ソロ含む)(ソロとは個室寝台のこと)が使える。
横浜市内発28,500円の料金で、往復の乗車券・特急料金・寝台料金とフリーエリア内乗り降り自由のきっぷになるのだ。
参考までにあげると、上野~秋田間を「あけぼの」のBソロに乗った場合、片道で18,160円かかる。
往復割引を適用して行き帰りの乗車券がそれぞれ1割引になったとしても、合計で34,500円である。
秋田新幹線(上野~秋田)を使う場合片道で16,610円なので、「あけぼの」の場合ほど値頃感はないが、予定がしっかり決まっているのならこれを使わない手はない。
往復の新幹線もしくは「あけぼの」だけでも元が取れる上に、現地でフリーエリア内の移動に使うJRは乗り放題である。
行く先も泊まる場所も決めずに、着の身着のまま出発する旅も楽しいかもしれない。
でもこうして、行く先に悩み、乗車する列車を時刻表を見て1本1本繋ぎ合わせ、宿泊先を選び抜いて、じわりじわりと旅の日程を詰めていくのがまた醍醐味なのである。
いままでに行ったことのない場所へ行くことをコンセプトとしている。
行き先を考える時、いつも手始めに地図帳を開く。
とりあえず世界地図を見渡すが、遠くない未来に飛行機よりも安全な乗り物が発明される日を夢見てあきらめる。
日本国内のページに戻る。
地続きでない沖縄もいつの日か叶える夢として、当面は様子見。
地図は日本列島を徐々に北上していく。
南九州や四国の南部など、通り過ぎたことすらない県はいくつかあるが、日本全体を大まかに見た時、私に残された未開の地は、じつは東北なのである。
北海道へは2度行った。
西を目指すことも多々あった。
でも何となく足を向けなかったのが、東北なのである。
かろうじて福島へは喜多方ラーメンを食べに行ったことがある。
あとは時間調整で盛岡駅近くを少し散歩したことがあるのと、青森駅構内で乗り換えの電車を待っていたことがあるくらいだ。
だからことしは初めから東北を第1候補として、場合によっては大分か鹿児島もありかなと考えていたのだ。
仕事が一段落した先週辺りから、時刻表とインターネットで情報を集め始めた。
手探りでこれらを吟味し、頭の中でいろんな考えをめぐらせながら少しずつ形作られていったのが、五能線を中心とした青森・秋田の旅だ。
決め手となったのは、「秋田・大館フリーきっぷ」の存在だった。
この手のフリーきっぷや周遊きっぷは使い勝手が悪い印象を持っていたが、条件さえ合えばかなりお得だ。
このきっぷは、フリーエリアまでの往復に秋田新幹線の普通車指定席もしくは夜行寝台特急「あけぼの」のB寝台(ソロ含む)(ソロとは個室寝台のこと)が使える。
横浜市内発28,500円の料金で、往復の乗車券・特急料金・寝台料金とフリーエリア内乗り降り自由のきっぷになるのだ。
参考までにあげると、上野~秋田間を「あけぼの」のBソロに乗った場合、片道で18,160円かかる。
往復割引を適用して行き帰りの乗車券がそれぞれ1割引になったとしても、合計で34,500円である。
秋田新幹線(上野~秋田)を使う場合片道で16,610円なので、「あけぼの」の場合ほど値頃感はないが、予定がしっかり決まっているのならこれを使わない手はない。
往復の新幹線もしくは「あけぼの」だけでも元が取れる上に、現地でフリーエリア内の移動に使うJRは乗り放題である。
行く先も泊まる場所も決めずに、着の身着のまま出発する旅も楽しいかもしれない。
でもこうして、行く先に悩み、乗車する列車を時刻表を見て1本1本繋ぎ合わせ、宿泊先を選び抜いて、じわりじわりと旅の日程を詰めていくのがまた醍醐味なのである。
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