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【投稿】2007年11月8日~11日 式根島キャンプ

八丈玄 投稿シリーズ6
この記事は、当ブログの読者でありキャンプ仲間でもある八丈玄氏によって投稿された文章です。
記事本文の著作権は八丈玄氏に帰属し、管理・運営はtokufanが行います。
伊豆諸島へのキャンプについては当ブログでもたびたび触れてきましたが、写真の掲載が主でした。
離島独特の雰囲気が伝わってくる八丈玄氏のキャンプ日記を、どうぞお楽しみください。


11/8(木)
 ここまで来たら、行くしかないだろう、式根島。そんな思いでいたところ、HPによると、12月から2月はキャンプ場は火災防止、防犯のため閉鎖とある。ということは11月中に行くしかないのであった。私もこりゃいかんと思い、8日夜に出港し、9~10日にキャンプをすることと相成った。
まったく準備も考えず、適当にバックパックにテントを詰め、食料は青ヶ島で余ったマジックライス。もうこれで充分。今回は1日目に島を回り、2日目はジェット船で帰って来るということにした。
 19時40分家を出る。後はいつもと同じ。1つだけ違うのは都営線の大門駅で下りたこと。京急で行けば1本で行けるから楽である。JRは浜松町で下りるので、横須賀線は実は面倒であった。1人なら中央駅から乗るだけなのである。1時間半で桟橋に到着した。やたら釣り師が多い。学生サークル風の人々もいる。この時期ならまだ観光客も平日多いのか。
切符を買ってビールを買って、段々の所で飲む。いつもの風景。9時40分頃乗船開始。特2等364番はまたしても真ん中の一番奥の上段。バックパックを棚に突っ込み、暑いのでトレーナーもジャンパーもベッドに置いて軽食コーナーへ。
もう場所取りしている人たちがいる。置きっぱなしのビニール袋には酒やら菓子やらお茶ペットボトルやらが。生ビールを注文する。透明プラのコップに注がれたビールを1人飲む。つまみはなし。煙草のみ。最近煙草の量が増えて参っている。1箱半~2箱になってしまった。何をしているのやら。
出港しているようだが、もう気にもならない。コーナーを出て、またビールを買い、デッキへ。つまみにようやく笹かまぼこを自販機で買う。お金を入れて番号を選ぶ奴だ。
上のデッキは私が行くと1人いたが、どっかに行ってしまった。
座って夜風に吹かれながら1人でビールを飲む。今週はこれできっと7.5リットルのビールを飲んでいる。まだ木曜日なのに。その後も350ml缶を1本飲む。
メールを打つ。てんぷらは福岡へ出張である。「はやぶさ」B個室だそうだ。帰りは「あかつき」で京都に行くらしい。11時半にはベッドへ。しかし、やはり2時頃まで眠れず、2回ほど出て歩く。チーズかまぼこ食べたりしていた。

11/9(金)
 目覚めるとそこは利島。写真を撮ってみる。朝食は軽食コーナーのニチレイポテトフライ。ビール飲み過ぎたのか食欲はいまいち。
新島で船の客のおじさんと岸壁のお巡りさんが世間話をしていた。式根島には9時に着く。20~30人下船して行った。ほぼ釣り師。街中へ向かって歩く。少し坂を登っていくと民家が増える。公衆電話があちこちあるのが妙に安心する。携帯はつながるが、青ヶ島の記憶があって、「ここは進んでいる!」と変な感動を覚える。信号もLEDの薄型最新式。いいじゃないか、この島。
道を歩いて行くと、新島村式根島支所がある。窓口2つに2人の人。キャンプの申請をする。職員(男)が「インフォメーションですが、明日は雨も風も強いようです」とのこと。いや――もう慣れてますから。今更雨風でビビってたらキャンプなんてできませんよ。
支所を出てまっすぐ歩いて行くと、商店がちらほら見えてくる。坂を下って行くと、海に出た。そこはキャンプ場のある釜の下海岸。キャンプ場には学生の男女4人くらいが1つのテントの周りで片付けをしていた。松の木の下の砂地をキープして、石に腰かけて一服。テントを立て始めて衝撃の事実を知る。
ペグを忘れて来た!!! こんなことは初めてである!!!
 風が吹いたらバタバタ言ってうるさいし、ターフが密着していると雨水が染みて来る。これは困る。私は考えて、代用品を探してみた。竹が落ちてるのでナイフで切って、割って使ってみる。何ヶ所か使えそうなのでそれで張ってみた。風もないのでまあ、なんとか今は使ってみよう。
テントに荷物を放り込み(投げやり)、まずマジックライス(しそわかめごはん)を食す。ここで10時40分、グズグズしてると雨が降るので散歩に出発。
 与謝野晶子記念碑から松が下雅湯へ抜ける。そういえば釜の下キャンプ場に坊主頭のおじさんが釣り道具と共に(?)いた。何するでもなく、ぼーっとしていたが、キャンプでもするつもりなのであろうか。
足付温泉へ行く道で掃除の人がいた。土の道を掃除していた。私が歩いていくと、かなり近くに行くまで気付かず、「わっ」とか言って驚いていた。すんません。声かけて通ればよかったっす。足付温泉は本当にただの岩場。おじさんが1人で入っていた。トイレに入ったが電気が暗くて、ほぼ真っ暗だった。
 そこから憩いの湯の前を通って御釜湾(これでみかわ湾という!)の山道を歩く。第三展望台で暑くて下のシャツを脱ぐ。第二、第一と森の中の人も通らない、獣道だった。
 第一展望台で雨が降り始めた。まだパラパラと言った感じだったが、もう雲行きも怪しかったので、唐人津城へは行かずに神引展望台への道を歩く。
神引展望台は白い岩の山で遠く新島が見える。雲があって箱根、伊豆半島は見えない。崖下には透明な海がきれい。中の浦海岸への遊歩道を行く。道に松やら何やら木が伸びていて歩きにくい。ここもしばらく人は歩いていないのであろう。
中の浦海岸から憩いの湯へ湯加減の穴がある。そういえば行きに手を入れてみたら、眼鏡が曇ってびっくりしてしまった。熱過ぎはしないが確かに暖かい湯気が出ていた。
 憩いの湯で風呂に入る。お兄さんに100円ロッカーを使いたいので500円玉を両替してもらおうとしたら「右にありますよ。それに泥棒なんていませんって」と言われてしまった。他に客は女性1人だけだった。しかも地元の。まあ、泥棒はいないな。
私は受付右手の無料ロッカーに財布やカメラを入れる。湯には私だけ。湯の色は茶色っぽい。20分程で出て一服して、お昼をどうするかパンフレットを見て考える。13時20分である。近くに弁当屋があるらしい。そこに行ってみると、シャッターが閉まっていた。やっぱり冬は何もないんですか!? 
仕方なく、コンビニエンスの「おくやま」へ。すると1500円の島寿司があったので、エビスと共に購入。まいまいず井戸を見てからテントへ戻った。キャンプ場では坊主頭のおじさんがコールマンのテントを張ったらしく、大きなテントが私と反対側に立っていた。しかも今から釣りに行くようだ。
私はテントで島寿司を食べながらビールを飲む。どっちがメインなのか自分でもよくわからない。ここですでに15時過ぎだった。日記を書きつつ、テントで過ごすと雨が降ってきた。しかも本降り。もうどこにも行かず、テントでゴロゴロすることにした。
しかし、その後、一番近い店でビール500mlを買う。また飲んでしまった私はだめですな。そういやこれから、今までのキャンプ日記をワープロに打ってみようと思う。もうノート2冊溜まっているし、いい思い出だ。このままノートで持っていてもいいが、ワードに打っておけば、何かに使えるかもしれない。
今は16時50分。もう日も暮れてきた。坊主の人は2時間くらい前に釣りに行ってしまった。今私は1人。夜は「こころ」というイタリアレストランが近いので、そこで名物の「アシタバスパゲティー」を食べてみようかと思っている。今回まったく料理する気はない。なんとかなるさ、こんだけ店があれば。
 17時前にはすでに夜。真っ暗なキャンプ場に外灯が1つ照らしている。雨はますます強くなっている。ラジオを聞いてテントで過ごす。18時になったら、「こころ」に行ってみるか。でも腹は空いていない。出歩きたくなくなって来た。蚊がテントに入って来る。
 18時20分に、そんなことを思いながら傘を差して「こころ」へ出発。岩海苔スパを食す。アシタバスパはメニューになかった。冬はないのか? あっという間に食べてしまう。こんな暗い夜道の店に客は来るのかと思っていたら、ちゃんと家族連れが来ていた。テントに帰って来て、ラジオを聞いて寝る。

11/10(土)
 雨。6時半起床。携帯を見ると、ジェット船は欠航だった。さあ、島旅らしくなってきたぞ。これが醍醐味。どうやって帰るか考えなければならないのが常である。
島内放送が流れる。ジェット船、あぜりあ丸は欠航、下りのかめりあ丸も新島、式根島には寄らない。上りは未定とのことである。
朝食はマジックライス山菜おこわである。食べてからしばらく何もしない。8時半頃ビールとサラミを買い、飲む。戻って来ると坊主の人が炊事をしていたので、挨拶する。そして9時半再び島の放送が鳴る。
「上り便も欠航です」
 ついに延泊決定である。みんなにメールを送る。もう何通もおとといから送っているが、返事は少ない。
 10時前にキャンプ場を出発。港に行って明日の船のことを聞くことにした。町はいたって静か。キャンプ場も風はない。支所に行くと休みだったので、キャンプ場の申請はやめた。郵便局はやっていた。日曜日やっていたら、荷物は送ってしまおうかとも思う。
港に行く下り坂にさしかかると強風が吹いていた。軽トラのおじさんが送ってくれそうだったが、一応断わる。船待案内所に到着。券売所のお姉さんに聞くと、大島まで大型船で、そこから東京までジェット船で乗り換えとのこと。そうかと思っていると隣のお姉さんが端末叩いて、久里浜までジェット船の予約が取れたという。明日券を持って行けばいいらしい。本当に出るのか怪しいが。
来た道を戻って温泉へ。今日は先客が1人。もう出る所だったらしい。その客は出て行ったが、蛇口の閉め方を間違えたのかお湯を最大で出しっぱなしにして行ってしまった。代わりに閉めるが、どうも日本人はドアも閉められなければ、蛇口も閉められないも民族になってしまったようだ。
湯から上がって、一休みして、弁当を買おうかと思ったが、やめた。他にもレストラン、定食屋の類いがいろいろあるので、昼はマジックライスの食事にして、夕方食べに来ようと思う。
公園の電話ボックス(ここも錆びているが使えた)で家に電話して、明日帰ることを伝えた。テントでマジックライス(五目ごはん)を食べ、ラジオでニュースを聞き、日記をつける。今日はもう何もすることがない。iPodシャッフルで電池が切れるまで音楽を聞いて一眠りしよう。
15時過ぎに聴くのをやめる。1時間程眠っていたが、その後はテントで寝て、空を見ていた。雲が流れていくが雨は止んでいる。時折晴れ間も見える。今から歩きに行くかとも思ったがやめた。黒い大きな塊の雲も多く、いつ降り出してもおかしくない。
この島は思ったより海水浴客相手の店が多くて、便利である。海辺が多いので、夏は賑わうのであろう。ここは五つも六つも海水浴場がある。島自体は小さく、多分2~3時間で半分は見て回れる。
人はあまり見かけない。家は多いのに、庭で畑をいじっている人とかはいるけど。こう波高があっては釣りもできないだろう。本日3~4mだそうだ。今日は非常食しか食べてないので、腹が変に減った。レストラン大師でカツ丼でも食べよう。そう思い、キャンプ場を出発したものの、レストラン大師は電気がついていない。営業中なのに。サンバレーももうメニューの看板をしまっていた。
仕方なく、カップヌードルのシーフード味とビールと赤いきつねとスナック菓子を買う。キャンプはとうとうここまで堕落した。毎食自分で作るのが信念だったのに、俗世の誘惑に負けてしまう。16時15分日が暮れてきた。何もない1日が終わろうとしている。しかし夜の方が長く、そしてかったるい。なぜなら眠れないから。
今、鳥が囀っているが、あまりこの島には鳥がいないような気がする。野良猫はこのキャンプ場に2匹いるけど。あ、雨が降って来た。もう一休みするか。
 海は荒れ放題、雨は狐雨。なんか急に大粒の雨が降り始めた。雨の空はやや切れ間から陽が差しているのに。
 iPodを聞いて寝ているだけ。19時半に「こころ」へ夕食に行く。今日は2組客がいて、しかも一方のおじさんグループはすっかり出来上がっている。今日はピザを食べようと思っていたが、カップヌードルがまだ残っているような、まだ空腹というほどではないので、岩海苔リゾットを頼む。そして、生ビール小。
しかし、このリゾットは丼1杯分の量、しかもリゾットというより雑炊であった。まあ、そのおかげで食べきれたのだが。テントに戻って来て、またラジオとiPod。10時まで起きていて、その後歯を磨いて寝ることにしよう。

11/11(日)
 6時に目覚める。ラジオを聞きながら携帯でチェック。ジェット船は大島止まり。やはり大型船で大島まで行って乗換えか。がっかりしながらボーッとする。テントの前を開けると蚊だらけだった。この島の蚊は大きい。そしてかゆい。
雨は降っていない。晴れ間も見える。しかし予報では雷を伴う雨とのことだった。波は昨日ほどでないにしてもやはり荒れている。今朝は赤いきつねを食べる。
 さて……やることなし。テントでゴロゴロするしかない。8時になって、こうなればテントを片付けるしかないと悟り、片付けを開始した。グラウンドシートのせいか、テントの底も銀マットの裏も水浸しである。ダメだ、このグラウンドシートは。かえって水だらけになる。芝生の上で干す。
雲行きは時折陽も出る感じ。8時半、島内放送で「ジェット船は大島止まりで欠航」と言っている。こうなりゃ大型船で行くしかない。一気に片付けをしてキャンプ場を出発した。
昨夜道路にいたカモメみたいな鳥の子供はもういなかった。風で巣から落ちたのか。歩くのもままならず、ほとんど飛べなかった。たぶん長生きしないんだろうな。
式根本道を歩く。メインストリートとは思えないくらい地味。郵便局がやっていたので、バックパックとテント、キャンプ用品だけ送ることにした。着替えとガスボンベは持って帰る。そういや途中で「式根島大好き 式根島大輔」とペイントされた軽自を見た。
郵便局では生ものを送る人が2人。目の前の小中学校では合同学芸会をやっていた。そして家からつっかえつっかえのピアノの音が……。何の曲かと思っていたら、ラクス様の歌だった。ガンダムSEEDか! だったら船に乗るしかないじゃないか!!
 泊海岸に立ち寄る。そして案内所でキャンプの許可書(プラスチックの板)を返却し、待合所へ。……やはりジェット船ではなく、特2等で横浜まで乗ることにした。大島から乗換えて東京に行っても遠回りだし、待ち時間がかったるいだけだ。790円増しであった。臨時便出して久里浜まで送ってほしいよ。
船が来るまで3階に行ってみたり、桟橋に行ってみたりして時間を潰す。にしき2が出港して行って、その後かめりあ丸が到着した。一番初めに乗り込む。306番はBデッキの一番前の奥の上段。また上段か。
リュックを置いて、軽食コーナーに行くともう全部席が埋まっている。神津島から乗っている連中である。それにメニューを見たが、いまいち食べる気の起きないメニューだったので、ニチレイのやきそばとビールを買ってデッキで1人の酒宴というか昼食というか……であった。その間に新島も出港。私はやることもないし、船内はうるさいので、さっさとベッドに行って眠ることにした。
16時10分に目が覚めて、デッキに出るとちょうど久里浜沖だった。これでここで泊まれば……とは毎回思うのだが、今回ほど切実に思ったことはない。ジェット船には一体いつになったら乗ることができるのやら……。
ニチレイのホットドックをベッドで食べた。あと1時間くらいで横浜に着く。ヨドバシカメラにでも寄るか。カメラも見てみたいし。やはり一眼レフもあると楽しいかも。
 17時40分、放送でぼちぼちベイブリッジをくぐって大桟橋に着くとあり。バッグを背負ってデッキへ出る。横浜の街が光っている。写真を撮り下船するためCデッキへ行くと、人がいっぱい。みんな足止めをくらった人たちだろうか。まあ、大島からの人もいるだろうし。
18時にはもう下りた。この後は上大岡のヨドバシカメラに寄って家に帰った。

杉田家 ★★★★

ひとりでは外食できない同僚Jに誘われて杉田家へ。
早朝にもかかわらず結構混んでいる。

ラーメン(かため)(630円)に玉ねぎ(60円)をトッピング。
何度食べても一口目のスープのおいしさが堪らない。

ラーメンを食べて忙しさを忘れる朝である。

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