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実録!!! ぎっくり腰 -03-

病状、好転せず

翌朝、慌ただしく出勤の準備なぞしている家人の物音で目が覚める。
寝て起きれば事態は好転しているのではとの目論見もはずれ、痛みは変わらない。
しかしいつまでもリビングを寝床としているわけにもいかない。
意を決して痛みに耐え、2階にある自室へ上がった。
ゆっくり、そしてたっぷりの時間をかけて。

結局、この日も1日中寝たまま起きることはなかった。
食欲はないわけではないのだが、食事を摂るだけでも強烈な痛みに耐えねばならず、そのためには強大な決意を必要とする。
それよりは寝ているほうが楽。
こういうとき、平気で食べないでいられる自分もすごいとは思うが、とりあえず食欲は二の次であった。

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実録!!! ぎっくり腰 -02-

事故発生!! その瞬間

仕事が終わり、現場から撤収しようというときに悲劇は起こった。

何人かで分担して、使用した機材を車に運びこもうとしていた。
細々とした書類やコピー用紙を入れたかごもある。
形状はまさにスーパーマーケットなどにある買い物かごと同じものだ。
わたしはこのかごを持ち上げようとした。
普段ならたいした重さはないのだが、この日は違った。
大量に余った未開封のコピー用紙が、このひとかごに纏まっていたのだ。

とっさに手を伸ばし、このかごを持ち上げようとしたわたしには、想像以上の重量物と化していた。
瞬間、背後でピシッと何かが弾ける音がした。
我が人生で初めてのぎっくり腰だった。

中腰の姿勢から何気なく出した右手は、そのままかごの取っ手に吸い付いてしまった。
かごは、床からほとんど離れることもなく、いとも簡単にわたしの腰を粉砕したのだった。
その場に崩れ落ち、膝を着き、左手を背後にやった。
激痛が走る。
やってしまったのかと思いつつも、まだこのときは高を括っていた。

異変に気づいた周囲の人間に気遣われながら、しばらくはじっとしていた。
少し動いてみるが、まだ痛い。
やはり、やってしまったのだろうか?
自問自答する。
しかしいつまでも座り込んでいるわけにもいかない。
無理をして、痛みを撥ね除けるように立ち上がり、車の停めてある地下駐車場へ向かった。

このときはまだ、なんとか痛みを我慢することができた。
とにかくいま目の前にある仕事を終わらせて、それからゆっくり先のことを考えようと思った。
頭の中でこれはまずいなと思いながらも、車を運転してオフィスに戻る。
隣にいた同僚は運転代わろうかと言ってくれたが、じつは一度座り込んだ場所から動くことすらままならなくなりつつあった。

にっちもさっちも行きません……

トランクに積んであった荷物は同僚が片してくれた。
あとは車を駐車場に停めれば、本日の業務は終了だ。
駐車場からオフィスへ歩いて戻るのは楽ではなかったが、とにかく早く安静にできる場所に落ち着きたい一心だった。

休憩室の椅子に座り、じっとして、とりあえず考えたのは、きょうの夜仕事に出ることは不可能だろうということだった。
担当者にそのことを告げ、休みを貰う。
これから仕事が忙しくなろうというときで、申し訳なさに苛まれる。

小一時間じっとしていたが、痛みが退く気配は見えない。
むしろ痛みは、より破滅的な方向へ進もうとしているように感じた

決死の思いで着替え、改めて休憩室に陣取る。
医者に行くのが懸命な判断であることは判っていた。
当然この場合は整形外科になるだろう。
しかしあいにく保険証(健康保険被保険者証)は持ち合わせていない。
そしてオフィスの近くのどこに医者があるかも判らない。

あとから分かったことだが、保険証がなくても実費で医者は診察してくれる。
全額自己負担にはなるが、保険証を提示後に差額は返金してもらえるということだった。
そんなことは露知らず、医者に行くにしても、とにかくいったん家へ帰らねばならないと思った。

じっとして同じ姿勢を保っているだけなら、それほどの苦痛は感じない。
しかし少しでも動こうものなら、その都度からだの内部からえも言われぬ痛烈な刺激に襲われる。
一歩動くごとにその繰り返しだ。
もはやいちばんの問題は、歩くことすらままならないこの状態で、どうやって家へ帰るのかということだった

この際何時間かかってもいい。
ゆっくり一歩一歩でも家に近づこう。
それがつらく長い旅路だとしても……。
何度もそう自分に言いきかせた。
しかし、オフィスを出てすぐの歩道橋が、厳然と立ちはだかっていた。
それは決して越えられぬ山に等しかった。
普段なら駅までは10分もかからない。
きょうはそこまで辿り着くのにどれだけの時間を費やすのか、想像すらできなかった。
そうこうしている間にも、時は過ぎ、痛みは増していく。
もはやタクシーで帰る以外に方法はないと思われた。

オフィスにいる人々に、永遠とも思える別れを告げる。
さようなら皆さん。
いまわたしはいかに自分が大人になったかを実感しようとしています。
40km離れた自宅へタクシーで帰ろうとしています。
いくらかかるか想像もつきません。
料金が割増になる深夜でなくて良かったと心から思います。

後部座席の憂鬱

オフィスの前で流しのタクシーを待つが、案外来ないものである。
駅まで行けば何10台ものタクシーが客待ちの長蛇の列を作っているというのに……。

来た!
恐る恐る手を上げる。
扉が開く。
乗り込む前に場所を告げ、行ってもらえるか訊ねる。
運転手は申し訳なさそうに、しかし確固たる拒絶の意志を示した。
ふふふ。
きょうはこんな状態だしな。
こちらも暇な身ではない。
素直にあきらめてやることにする。

ふたたび待つ。
来た!
今度は……。
OKだと!!
英断を下した運転手とタクシー会社に敬意を表したい。
静かに乗り込む。

運転手はすぐにわたしがふつうの状態でないことに気がついたようだ。
ぎっくり腰であることを告げると、彼は自分の中にあるネタの詰まったいくつもの引出しの中から、適切な一段を選び出した。
車中の話のネタは、この運転手が比較的最近乗せた若い女性のことだった。
その女性は仕事場の2階から誤って転落したとのことだった。
うまいこと回転しながら落ち、頭を打たずにすんだため自力で病院へ行き、その帰り際に電車がなく、また当然のことだが思うようにからだが動かず、このタクシーを利用したとのことだった。
乗せた場所もすぐ近くだったため、運転手の頭の中ではわたしとの関連付けが容易だったに違いない。

落ちた瞬間はきっと一瞬だったのだろう。
しかし、あとからぞっとするような恐怖感に襲われる話だ。
わたしは会ったこともないその女性の人生の一端を垣間見た気がした。

有料道路をどんどん使わせたので、タクシーは順調に、そして着々と我が家へ向かっていた。
運転手はひっきりなしに話し掛けてくる。
どうも沈黙が苦手のようだ。
からだを動かさずに帰れるため、わたしの気持ちは幾分落ち着いてきていた。
できることならまどろんでしまいたかったが、彼のネタはほとんど最後まで尽きることはなかった。

メーターの数字は確実に上がっていく。
しかし突然突きつけられるわけではなく、段階的に増えていくことが、妙な安心感を与えていた。
料金は10,560円。
これに高速代を合わせて11,960円だった。

もちろん痛い出費だ。
しかしきょうのことはきっと、いろんな意味で勉強になるだろうからと自分に言いきかせ、軽くなった財布を慰めるしかなかった。

示し合わせたように……

帰宅したからといって安心はできない。
痛みは相変わらずだし、とにかく立っている状態から椅子に座るだけでも一苦労なのだ。

取り急ぎ決めなければならないのは、これからどうするかだ。
保険証を手に入れたいま、医者に行くべきか、否か。
タウンページを繰る。
整形外科はさすがに歯科医ほど多くはないようだ。
しかもおそれていたことが、現実となってしまった。
何となく気づいてはいたのだが、開業医は木曜休診のことが多い。
もちろんこれは整形外科に限ったことでもない。
この日、最寄の3軒ほどの整形外科はすべて休診日であった。
血も涙もない。

しかし、これで選択の余地はなくなった。
いま自分が感じている生き地獄のような激痛を押してまで医者に行くことは、もはや不可能であった。
きょうは寝よう。
このまま安らかに……。
とにかくいまはこのまま、床と同化してしまいたかった。
2階の自室へ上がることもままならず、そのままリビングに仰向けに横たわったまま、長い眠りへ落ちていった。

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実録!!! ぎっくり腰 -01-



これは

一瞬の過ちから奈落の底へ突き落とされた

あるひとりの男の闘病の記録である。





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よかとこ

仕事の前にラーメン。
翌朝訪れる運命も知らずに……。
横浜駅西口の岡野交差点近くにある「よかとこ」。
博多とんこつととんこつしょうゆの二段構え。
博多とんこつの叉焼ライスセットを食べる。
なかなかおいしかった。
コストパフォーマンスも良い。
自分が入ったときは客がひとりもいなくて、しまったと思ったのだが……。
あとからどんどん客が増えだして、ついには結構広い店内がいっぱいに。
カウンターも埋まりそうな勢いだった。
もしや自分に客寄せ効果があったのか?

火土

わたしの勤務先では、ひとによって勤務する曜日が異なる。
曜日や時間帯に関係なくサービスを提供するというのが、セールスポイントのひとつだからだ。
勤務日数は週5日のひとが大半で、土日を休みにするひとが多いのも頷ける。

ただ自分は基本的に火曜と土曜が休みだ。
これはいまの会社で働くようになってから、ずっと変わっていない。
とくにこだわりがあるわけではないが、いちばんの理由は5日間の連続勤務を避けたいというのがある。
とくに繁忙期には殺人的な激務の連続となるので、断続的にからだを休める時間が欲しいからだ。

平日に休みがあると、買い物などに行っても空いているのが良い。
土日のいずれかに休みがあれば、月曜から金曜というもっとも一般的な勤務形態の友人と会う機会を損失することもない。

夜勤だけに、基本的に連休のない勤務はつらい。
しかし週に2回も休日の解放感を味わえるのも、得がたい宝のような気がしてならない。

大公

金沢文庫下車。
東口の商店街を抜けたところにある「大公」へ。
博多とんこつチャーシューメンを食べる。
うまかった。
替え玉もいっときました。
トッピングは入れ放題。
紅生姜、高菜、ザーサイなど。

浜虎

仕事前にラーメン。
横浜駅西口の「浜虎」。
すき家の先、もう1本青木橋側の通り沿い。
西口シネマという怪しげな映画館の真向かいだ。
かなり前から狙ってた店。
活力醤そばを食す。
奇をてらった感も否めないが、なかなか奥深いスープだ。
麺はデフォルトでかための麺。
悪くない。
ほかのメニューも試してみたい。
BGMがちょっと音量大きめ。
味付け玉子はなかなかおいしい。

わが町にコンビニ

とうとうわが町にもコンビニができることになった。
ちょっと前から工事が始まっていて、建物の骨組みができてきたあたりから、ひょっとしてとは思っていたのだが……。
きっと町民のほとんどが、同じようにひょっとしてとは思いつつ、ぬか喜びを恐れあえて口に出さずにいたに違いない。
それが現実のものとなった。
看板が設置され、2月中旬のオープンと銘打たれた。
悲願成就だ。

が……。

微妙に、遠いい。

現状でいちばん近いコンビニは、徒歩15分のところにある2店だ。
ただどちらも行きは下り坂、帰りは上り坂。
現実的にはほとんど徒歩で利用することはない。

新たにできるコンビニは徒歩10分。
気軽に利用しようと思うと、きわどい距離だ。
同じ町内ではあるのだがな……。

しかもファミリーマート。
いまいち頼りにならない気がするのは気のせいだろうか?
セブンイレブンやローソンなら文句なし。
せめてミニストップかスリーエフ、サンクスあたりができてくれれば言うことなしだったのだが……。

しかしまあせっかくできるのだから、とりあえずは歓迎しようじゃないかという雰囲気がわが町に漂いつつあるきょうこの頃である。

壱六家(磯子本店)

磯子で私用を済ませ、京急の屏風浦まで歩いて行くことに。
途中にラーメン屋があったらいいなと思っていたら、ありました。
国道16号沿いに「壱六家」。
聞いたことはある名前だが、入ったことはない。
覗いてみると空席もある。
迷わず入る。
うまかった。
大満足。
笹下釜利谷道路沿いにもあったような気がしたが、調べてみると磯子が一号店とのこと。
食べ終わる頃には外は行列でした。
タイミングが良かったようで。
予期せぬ出会いでおいしく頂けてしあわせ。
そしてどうやら、お腹も大丈夫でした。

おもちゃ屋で

買っちゃった(きのうの日記参照)。
やはり格好良い!
バトロイド(ロボット形態)の正統的な格好良さや、ガウォーク(中間形態)の深みのある造型ももちろんだが、やはりファイター(戦闘機形態)の現実的な完成度の高さに唸りをあげる。

美しい。

戦闘型ロボットを、リアリティある戦闘機から具現化したところに、制作スタッフの飽くなき魂を感じる。
そしてそれをアニメーションから実体ある製品として世に送り出したメーカーの苦悩は想像に難くない。
いい仕事をしている。

まさに人類の叡智あふれる技術力の結晶と言えよう。

そして本当に買いに行ってしまった自分を誉めてあげたい。

当然のことながら、土曜日の大型玩具店は子供を連れたファミリーの楽園だ。
ゲームソフトやガンダムやぬいぐるみに群がる子供達に紛れ、完全3段変形バルキリーの特価品を食い入るように見つめる怪しげな大人は、ひときわ目立っていたに違いない。

しかもB1階のフロアにはレジがないため、1階入口まで現物を手に持って歩かねばならない。
恥ずかしい……。

そこで名案!
買い物カゴに入れて持っていくことにする。
多少はみ出してはいるが、だいぶましだ。

最短距離にあるレジに並ぶ。
1組の客が精算していただけなのに、えらい時間がかかる。
どうやらバーコードタグが落ちてしまってレジを通せないらしい。
困ったもんだ。

別の係員が調べに行き、レジに備え付けの電話で知らせてきた。
レジ係員がコードを手打ちする。
ここまででけっこう待たされている。
こういうときに限って、すんなりとはいかないものなのだ。

自分の順番が来て、とっとと会計を済ませ退店、いや店をあとにする。
どうにか事なきを得たようだ。

解放感に包まれる。
そんな夜勤明けの昼下がりであった。

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